『世界で一番美しい夜』(せかいでいちばんうつくしいよる)は、天願大介が原作・脚本・監督を務めた、文化庁推薦のファンタジー映画。2008年に公開された。
概要
主演の月船さららの貞操帯ヌード、大胆な濡れ場、50人の野外乱交シーンといった、超過激な性描写で、一般劇場公開作品ながらR18指定(18歳以上指定)となった。この映画は過激な描写が話題となったが、映画のテーマは「政治や戦争ではない、セックスによるテロリズム」であり、真摯な内容をファンタジーとして描いている。
あらすじ
出生率日本一を誇る村、要村。その秘密を探りに来たジャーナリストが、その村で出会った少女から、14年前に起こった驚くべき事実を聞かされる。
キャスト
一八 – 田口トモロヲ
輝子 – 月船さらら
〆子 – 美知枝
欽一 – 石橋凌
ミドリ- 市川春樹
石塚 – 松岡俊介
権三 – 三上寛
鬼塚健児 – 斎藤歩
テレサ – 江口のりこ
遠藤 – 佐野史郎
組長・原田 – 菅田俊
醜い男 – 鴇巣直樹
窪田 – 山崎一
アカネ – 小林麻子
宮司・平野 – 若松武史
村長・笠松- 大河内浩
校長・久保 – 神戸浩
ジャーナリスト – 柄本明
駐在 – 森下能幸
– 十貫寺梅軒
– 桃生亜希子
– 河本裕司
– 橋本まゆみ
巫女 – 宮地悦子
義満(遠藤の息子) – 有川蒼馬
乞食の老婆 – 角替和枝
輝子の婚約者 – 眞島秀和
輝子の元夫 – 北村有起哉
テレビ局AD – 嘉門洋子
声の出演 – 井川遥
〈スタッフ〉
原作・脚本・監督:天願大介(『暗いところで待ち合わせ』)/プロデューサー・古賀俊輔(『接吻』)/アソシエイトプロデューサー:大原盛雄/ラインプロデューサー:湊谷恭史/撮影:古谷巧(『クローズZERO』)/照明:高坂俊秀(『あずみ』)/美術:稲垣尚夫(『ゲゲゲの鬼太郎』)/音楽:めいなCo.(『世界の中心で愛をさけぶ』)/録音:石貝洋/整音:矢野正人/編集:阿部亙英/装飾:松本良二/音響効果:柴崎憲治/スクリプター:今村治子/キャスティング:杉野剛/VFXプロデューサー:篠田学/VFXスーパーバイザー:進威志/助監督:金子功/制作担当:田中敏雄/絵師&題字:スズキコージ
〈キャスト〉
田口トモロヲ(『クライマーズ・ハイ』)/月船さらら(『さくらん』)/市川春樹(『ルート225』)/松岡俊介(『紙屋悦子の青春』)/美知枝(『インプリント~ぼっけえ、きょうてぇ~』)/斎藤歩(『アフタースクール』)/江口のりこ(『ハッピーフライト』)/佐野史郎(『20世紀少年』)/柄本明(『ICHI』)/角替和枝(『マリと子犬の物語』)/三上寛(『アイデン&ティティ』)/石橋凌(『呪怨 パンデミック』)
【ストーリー】
日本の西の外れにある小さな過疎の島が出生率日本一に認定され、政府から表彰を受けることになる。なぜそうなったのか? それは14年前、罠にはめられて左遷された1人の新聞記者が村に赴任して来たことが始まりだった。欲求不満の村長、旧弊な宮司、頭の良すぎるイカレ娘、セックスで革命を起そうとする元過激派、不思議な力を持つスナックの美人ママ、といった強烈なキャラクターの面々が滑稽で美しい愛の物語を繰り広げる!